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我が国の食文化は、高度成長期において国際化が進展するとともに、所得の伸び等を背景に大きく変化してきました。消費者や市場の多様な需要に合わせうる農林水産業を構築する必要があります。

食料の安定供給は、国家安全保障の観点からも自給率向上のための施策を強力に推進していかなければなりません。国際化が進み、WTOやFTAといった国家間交渉も世界で多様な農業が共存していくことを前提にした上で、我が国の主張を展開していく必要があります。

森林は、地球全体の生態系を育む環境の保全や生活の基盤となる重要な財産です。地球温暖化防止や、国土保全という重要な機能を持つ森林の整備・保全を積極的に推進するとともに、森林を守り育てる山村の活性化にも務める必要があります

水産資源は、科学的な根拠に基づく資源管理を進めつつ、一方で、つくり育てる漁業も推進しなければならず、生態系に配慮した水産施策の推進は欠かすことができません。

自然と共生する環境整備を進め、水と緑にあふれる豊かな農山漁村を国民の財産として位置付け、多様化する国民のライフスタイルに合わせ、地域の伝統や文化・資源を活用し、都市との共生対流を進めていかなければなりません。また、日本の食文化を見つめ直すことによって、それぞれの素材を活かした食生活やスローフードにも目を向けていかなくてはなりません。
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